VALUE EPISODE

個人の枠を超えて
会社全体の視点で考える
灘 勇人 2018年 入社 / 新潟支店 販売1課
ALL SMIC!

「ALL SMIC!」
役割の壁を超えて。
部署の壁を超えて。
支店の壁を超えて。
情報を共有する。
スキルを共有する。
想像を超える提案には、
強力なチームワークが
不可欠になる。

個人の枠を超えて
会社全体の視点で考える

長岡に6年勤務し、社会人7年目の4月に新潟支店に異動しました。
長岡支店で勤務していたときのことです。柏崎のお客様の案件で、上越市内の玄関ドアのリフォームの工事の案件がありました。
柏崎には担当として行くことはあったのですが、そこからさらに上越に行って…というのは距離も遠く、スケジュール調整が難しそうだな、と悩んでいました。

そういえば、上越営業所に同期の佐藤がいるな…と連絡をして相談しました。
すると、自分の担当ではないのに、ふたつ返事で快く引き受けてくれました。

そこまでは、正直なところ想定内でした。
私が驚いたのは、彼が作成した現場の調査資料です。資料が期待以上のクオリティで送られてきました。行ってもらっているだけで有難いし、あまり多くを求められないな…と思っていただけに、その仕事の精度の高さ、丁寧さには想定外のことでかなり嬉しかったです。
彼のことはやはり信頼できるな、と思いました。

きっとこういったことは、公になっていないだけで、普段からいろんなところで発生しているのかもしれません。

大事にしたいのは、自分のお客様であって、スミックのお客様だという意識。
社員全員が自分のお客様だけでなく、みんなのお客様なんだ、という意識はすごく重要だと思います。

この意識があれば何も特別なことではないのかもしれません。力を貸してくれた方への感謝は持ちつつも、各々が会社のメリットを考えて動くことは重要だと思います。

また、ALL SMIC!の考え方は、助け合いだけでなく、会社全体で物事を考える、ということにもつながると考えています。

私自身も、会社全体のコストを考えたときに自分が行った方がコストが抑えられる、と感じる際は行くようにしています。これは、仕事を個人の範囲ではなく、会社全体の話として考えているから。

この行動指針が浸透することで、これまで実現し得なかったことも実現できるのでは、と考えています。

その例として、最近は社内でAI活用プロジェクトが立ち上がりました。作業効率を上げるにはどうすればいいか、を考えるプロジェクトです。AIに限らず、RPAなどのツールで解決できることもあると思うので、このプロジェクト名が仮のものになります。メンバーは3拠点から5名の有志で取り組んでいます。

会社では今、究極のペーパーレスを目指していて、紙を一枚も出さないで仕事ができる状態を目指しています。

例えば、お客様から来るFAXを紙で出さずにデータ化して、さらにその文字データを読み取ってお客様ごとのフォルダに振り分けたり、対応する人にメールが振り分けられたりすれば、効率が良いだけでなく、紙を一枚も出さずに処理できます。

いくつかの目標のなかの一つに、全社員の1日あたりの業務時間を15分短縮するという目標があります。
目標は、プロジェクトの発起人である渋川支店の瀧澤とメンバーで「これぐらい大きい方が面白いよね!」と話しながら決めました。

具体的な課題の洗い出しとして、事務処理についてどこに時間がかかっているのか意見を出し合ったときに、メーカーからの見積書をお客様宛の見積書に入力し直すのが手間、という意見が出て、そのあたりを半自動化できれば間違いなく時短にはなるという結論になりました。

顧客情報のデータの蓄積なども、Excelにこだわらず同時作業可能なGoogleスプレッドシートを導入したり、NotionなどのIT業界で使われているツールを試したりしています。

各課題に対する具体策が固まったらプロジェクトメンバーの若手から全体に発信してもらおうと考えています。チームで成し遂げると考えたときに若手の動きは重要になってくると考えているためです。

このプロジェクトが終わったとしても小さいDX推進が、会社の中で今後も起こり続けたらいいな、と。
会社全員が同じ方向を向くというのは難しいですし、変化は苦労が伴うため誰しもが嫌だと感じますが、変化しない、心地いいゾーンに収まっているとやはり会社としても個人としても良くはなってはいかない。

直属の上司に「経費はいくらまで使っていいですか」と聞いたら、「決まってないよ。会社が良くなるためのアイデアは経費を考えずどんどん出して。都度稟議を上げる協力をするから。」と言ってもらえたので、チャレンジできる環境は用意されています。
上司もとても理解があり、「属人化の反対は仕組み化だから、仕組み化を進めよう」と言ってくれたので、今後も私の出番は多くなりそうですね(笑)

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