SMIC INTERVIEW

約束は“見えない想い”を
形にすること
倉井 勝也 2004年 入社 / 新潟支店 販売1課

スミックも“見えない想い”でできている

ストーリー#4 倉井 勝也さん

新潟支店 販売1課 倉井 勝也です。
スミックで働き始めて16年間、営業一筋で勤めてきました。現場最前線から一歩退き、今はチームの責任者として部下の育成をしています。
私のスミックストーリーをご紹介します。

約束は“見えない想い”を形にすること

新卒で入社して以来16年間、営業の最前線を走ってきた。
現在は、営業チームの責任者として、主に売上やメンバーの行動管理をしている。

スミックは住宅に関係する企業だが、建築系の学校を卒業しているのは私のみで、社員のほとんどは文系だ。
就活中は、ゼネコンなど建築系の企業の面接に行ったが、かなりの圧迫面接で殺伐としていたことを覚えている。その中でスミックの面接はかなりラフでフレンドリーな印象だった。社員の人間性が良いところに惹かれ、入社を決めた。

その時に感じた社風や雰囲気は16年勤めた今も変わっていない。
 
仕入先のメーカーなど取引先の方からも「スミックは人がいいよね」と言っていただくので、嘘ではないはずだ。

営業に配属が決まったとき、大変そうなイメージしかなかったが、スミックの先輩方と話しているうちに、学生時代に学んで身につけた建築の知識が活かせるのではと前向きな気持ちになっていった。

しかし、現場での経験とお客様との関係構築が重要なスミックの営業は、そう簡単にはいかなかった。

自分との約束を守れなくなりそうだったあの頃

新人の頃は、先輩のお客様を引き継いで担当するものの、最初から自分に対する信頼があるわけではない。関係構築をしていく中で、提案が良ければ売上につながっていく。

“毎週水曜日の朝8時に、営業先に着くように行く”

これが自分とした最初の約束だった。

毎朝行くも、どうしても訪問する勇気が出ない。
自分の親より年上の社長さんに、何を話せば良いのか...。

なかなか踏ん切りがつかず、店の前を3往復して結局入れずに帰ったこともあった。
心が折れそうになり、“とにかくお客様先に行く”という、自分との約束も守れなくなりそうだった。

訪問して殺されるわけじゃない...。
「何が起こっても良いや」という気持ちになったとき、やっと飛び込むことができた。

そのお客様から「なんか注文するよ」という言葉が聞けたときは嬉しかった。

お客様のために何ができるのか。どうすれば信頼獲得ができるか。
次第にお客様の視点で考える自分がいた。

また別のお客様主催の内覧会が開かれたある冬の寒い日。
お客様との距離を縮める良い機会だと思い、お手伝いをさせてもらうことにした。

カイロを買っていき、氷点下の中イベントに来た方に、帰り際配ることにした。
何かできないか?という一心でしたことだったが、それをお客様はしっかりと見つけてくれていた。お客様との距離が縮まったことが何より嬉しかったが、受注にもつなげることができた。

見えない想いに気づいて期待の“少し”上をいく

スミックは信頼という見えない商品を売っていると言ってもいい。
自社商品を売っているわけではないため、目に見える商品を褒められることはない。
また、納期に間に合わせて当然なので、きちんと納めたとしてもそれ自体を感謝されるわけではない。

一方で、ミスが2、3個続くと簡単に信用を失ってしまう。
毎回、間違いなく納めることを積み重ねていくことで信頼を得られる仕事だ。

日頃からその信頼を崩さないよう、ミスしないよう、みんな心がけている。

頼りにしてもらう何かがあるからこそ、スミックに頼んでいただいているはず。
そう思うと、お客様の望む満足度の少し超えた満足をお返ししたい、と強く思う。

「おそらくこれくらいで届くかな」というお客様の期待値を超える。
スミックの営業に任せておけばすべて揃う、と安心してもらう。

お客様のことをよく知るために、SNSでの発信をチェックしたり、お客様自身が知りたいであろう情報を事前に調べたり、とお客様の気持ちに寄り添う努力を惜しまない。

また、工務店さんやベンダーさんなどスミックのお客様の先にいる、実際に住む人にスミックの存在は知られなくとも、私たちの想いは住まいのあらゆるところに生きていると信じている。

私を含め、スミックの営業はお客様のことをよく見ている。

信頼しているから敢えて発言しない

私の所属する新潟支店の販売1課では、6人いるメンバーを3人ずつに分け、それぞれにリーダーを設定している。
リーダーに任せたいという想いがあり、自分の発言量が多くならないよう調整している。

自分の経験を元にアドバイスすることはあっても、お客様と対峙しているのは本人なので、本人の考えや意向を尊重したい。

その一方で、社長や上層部の会議では好き勝手言わせてもらっている。
年齢の近い私に限らず、社員も社長と面談する機会が1年に最低2回はあり、直接意見することもできる。

若手の意見を吸い上げる雰囲気は、ここ最近より強くなり、面談する機会も増えた。
面談で出た意見を上層部の会議で議題にすることによって、メンバーは意見が言いやすくなる。
良いものは良い、悪いものは悪いと、年齢や役職を問わず、提言できる会社を作っていきたい。

お客様に“見えない想い”を傾けた営業時代。

次の自分との約束は、社員メンバーの“見えない想い”を社内で形作っていくことに変わっている。


新潟支店 販売1課 倉井 勝也


2021.01 UPDATE

先輩メッセージMESSAGE

私の見えない想いストーリーを最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからスミックと出会うみなさんへ。

スミックの仕事に「素直さ」は非常に大事です。失敗をしたときしっかり謝れたり、感謝の気持ちを素直に言葉にできたり、そういった“人間っぽい人”はスミックと相性が良いと思います。また、住まいに関わる仕事なので、どんな形態でもいいですが、住まいに興味がある方は活躍できます。「将来こういう大きな家に住みたい」、「自分の住まいをよくしたい」など興味を持っていると、住む人の気持ちが理解でき、顧客目線の提案ができます。
良い提案ができ、良いものが完成し、お客様に満足していただけたときのやりがいは計り知れません。

あなたにお会いできるのを楽しみにしています!

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